【介助犬になるためのしくみって?】2019.05.06
こんにちは!
スイッチオンの介助犬担当▽^ω^▽川崎です。
ところで、介助犬になるためのしくみってご存知ですか?
「特別な訓練を受けて、試験に合格すれば晴れて介助犬!」って、何だかぽやっとしてますよね。
実はちゃんと決まっているんですよ?
まず介助犬候補となりうる仔犬たちは、約生後2か月~1歳すぎまでパピーウォーカーボランティアさん宅で生活します。
最近では動物番組なんかでも取り上げられることが多いですね!
1歳を過ぎた候補犬は協会に入所し、いよいよ訓練がはじまります。
訓練は主に、
①「座る」「待つ」「呼ばれたら来る」などの基礎訓練
②「落ちたものを拾う」「靴・靴下を脱がせる」などの介助動作訓練
そして最終段階として、
③使用者となりうる方が候補犬を使用できるようになるための合同訓練
を行います。
この3つの訓練には、それぞれに概ね必要となる日数がガイドラインによって定められていて、それを終了すれば認定試験に挑むことが出来ます。
そして認定試験を受けるうえで大切なのは、使用者と候補犬がペアとなって受けること!
認定試験では犬に介助犬としての適性があるかだけでなく、介助犬使用者としての適性があるか等も評価対象となります。
介助犬といえど相手は犬。使用者が責任をもって管理しなければなりません。
外出のサポートをしてくれる介助犬が、外出の妨げになってしまわないように。
合同訓練ではリハビリ専門職が使用者に負担のかからない介助動作やケア方法を模索し、一緒に訓練していきます。
どうしても介助犬というと、犬の方にスポットライトが当たりがちですが、使用者も大変な努力をされているんですよ。
でも深いところまで知る機会というのは、なかなかないですよね。。。
これからも少しずつ、情報発信していきます!
特定非営利活動法人 兵庫介助犬協会
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